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2026/05/30

ルナリターンチャートから見えてくるもの

ルナリターン(月回帰)は個人的なリセット

 

 

こんにちは。第三の眼代々木店の西洋占星術師、タロティストの藤井まほです。

 

今年5月のルナリターン(月回帰)をわたしは旅先の長野で迎えました。今日はその瞬間のチャート=ルナリターンチャート(月回帰図)と、そのチャートが教えてくれることをほんの一部ですが、書いてみますね。

 

ルナリターンとは、天の月(トランジットの月)が出生図の位置に戻ってくること。月は約28日で12星座をめぐるので、ほぼ1ヵ月に一度訪れます。
万人にとってスタートの時期とされる新月と違って、ルナリターンは個人的なリセットのタイミング。毎月のサイクルなのであまり大袈裟にとらえなくても大丈夫です。

 

◎前回のルナリターンの記事はこちら→ルナリターンを“あとから読む”というつきあい方

 

◎Astro.comでルナリターンチャートを出す方法はこのコラムの後半に(正確な回帰図を出すためには出生時刻が必要となります)。

 

回帰図の月はどのハウスにある?

月回帰図もほかのホロスコープと同じように読みますが、最初は月がどのハウスにあるかを見るだけでも十分です。
たとえば4ハウスなら家族や住居について、6ハウスなら健康、10ハウスなら仕事がこの先28日間のテーマになりそうだなと読みとれます。

 

わたしの5月の月回帰図の場合。
月は2ハウスにあり、わたしはこの先1ヵ月くらい「所有するもの、価値観」にフォーカスするのだろうなと感じました。
近距離の旅行を象徴する3ハウスに木星(吉星)があってハードアスペクトがなく、近場に旅行中のチャートとしてはいい感じです。

 

目を引くのは双子座のアセンダント付近。
チャートルーラーの水星、天王星、太陽が集合していて論理力も直感も働きそう、そして見聞きするものすべてを自分ごととしてとらえる傾向があるかもしれません。
(画像はAstro Goldで作成)

 

 

もう一段進めて、出生図と重ねて読んでみる

月回帰図からざっくりした今月のムードを読み取ったら、次にあなた自身の出生ホロスコープに重ねてみると、よりパーソナルな1ヵ月のテーマがわかってきます
そのときはまず回帰図のアセンダントが出生図のどのハウスにあるかに注目しましょう。

 

回帰図のアセンダントがネイタルの1ハウスなら自分自身が変化する月、7ハウスなら対人関係が賑やかになりそう、というように。

 

5月の回帰図のアセンダントは、わたしの出生図のIC(4ハウス)にコンジャンクションしていました。この時期に体験することは、わたし自身の家や家族、居場所というテーマに回収されていきそうな感じがします。

 

ちなみに、このルナサイクルをどんなふうに過ごしているかというと……。
ルナリターンからまだ10日経っただけですが、旅行したこともあってすでに4軒のお宅に招かれたり滞在したりしています。
知人が移住した築160年の古民家、いとこ夫婦が引退後に移り住む予定のセカンドハウス、親戚の夏の別荘、友人がご両親から受け継いだ庭付き日本家屋。

 

年齢も職業もライフスタイルもさまざまな方のお宅を訪ねて「水星天王星」っぽくアンテナを立てて情報収集し、「自分の本当に居心地よい住処や暮らしかたってなんだろう」と考えていたような気がします。
ICから始まる4ハウスといえば「晩年」の象徴でもあるので、人の暮らしぶりを観察しながら自分の今後と結びつけて考えていたのも自然なことかもしれません。

 

そして言うまでもありませんが、これからの住処、暮らし方や住まい方、晩年の過ごし方というテーマが、月回帰図の月の位置から示された2ハウスの「所有、財産、価値」と切り離せないことも折に触れて思い知らされました。
自分が望む晩年の暮らしを営むとしたら、所有するものをどう使えばいいの?というテーマだったんですね。これは、月回帰図を出生図と重ね、このルナサイクルで経験したこととも重ね合わせて初めてわかってきたことでした。

 

現時点でこのルナリターンチャートの効力は2週間以上も残っています。
これまでの体験が自分のなかでどのように整理され、落ち着いていくのか、あるいはこれからさらに新しいできごとが起こるのか、なんとなく頭の片隅に置いて過ごそうと思います。

 

ネット上で回帰図を出す方法

この記事でご自分の回帰図に興味を持った方へ:

占星術のアプリがなくても、スマホやPCから専門サイトにアクセスすれば回帰図を算出することができます。例として、Astro.comの使い方(無料)をご紹介しますね。

 

Astro.com(日本語版サイト)にアクセスし、出生データとメールアドレスを登録する

 

②「Astrodienstの無料ホロスコープ>出生データによるいろんなチャート」を選択

 

「開始日」がデフォルトでは今日の日付になっています。このままにしておけば、現在のルナサイクルの起点となったルナリターンチャートが表示されます。(次のルナリターンチャートを表示させるには「開始日」を28日後にすればOK)

 

「チャートタイプ」のプルダウンメニューから「月回帰図」を、
出生図と重ねて出すには「出生図と月回帰図」を選択

(参考:「出生図」や「太陽回帰図」を表示させたいときも、このチャートタイプのプルダウンメニューから選べます)

 

ほかにもある月回帰図の生かし方

サターンリターンやソーラーリターンと同じように、ルナリターンも前後の回帰図と比べるとその期間のカラーがくっきり際立ちます。土星や太陽に比べて周期の短い月回帰図からも、運気の小さな切り替わりが読めるというわけです。

 

また、この先3ヵ月の月回帰図を並べて見比べればアクションを起こすよりよいタイミングもわかります。
たとえばこの先3ヵ月のどこかで海外旅行の予定を入れたいと思っているなら、3ヵ月の回帰図を出して海外旅行に関わる9ハウスの状況を見てみます。9ハウスの天体や金星木星の配置を比べてみることで、より海外旅行に適した時期を判断できます。

 

それ以外でもパートナーや家族、交際相手との関係や、いま課題となっていることについて何らかのヒントをくれるかもしれません。月を読むことは、自分の気持ちの動きを辿るためにも役立ちます。

 

月回帰図は小さな定点観測地点

これまでの出来事を振り返り、現在地を確かめ、これからの方向を知りたいとき、回帰図と出生図の星の配置は大きな手がかりになります。
「いま起こっているこれは何?」と気になったとき、連続して起こるできごとやそのときどきの感情を線でつないで見せてくれるのが星の配置。なかでもルナリターンは、短いスパンで空模様を区切る小さな節目と考えるといいでしょう。

 

とはいえ、毎月読むのはちょっと手間に感じられるかも? それなら、ここ一番という3ヵ月分の3枚のチャートだけちらっと眺めてみるのはどうでしょう?
それは、いま自分がどんなテーマを生きているのかを確かめるための、小さな定点観測なのかもしれません。

 

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藤井まほ 6月と7月の鑑定スケジュール

 

6/3(水),  6/13(土)

7/1(水),  7/11(土),  7/29(水)

 

上記以外でご希望の日時がありましたら、代々木店のスケジュールをご覧の上、担当占い師のいない日から選んでご希望をお知らせくださいね。

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