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2021/04/25

トランジット海王星が私に伝えた「老いること」

こんにちは!第三の眼 代々木店&オンラインの森智子です。



4月のブログテーマ「老いること」

ちょうど、この頃感じていた出来事が、
リンクするので、シェアさせていただこうと思います。

トランジット海王星と感覚にフォーカスすること

今、トランジット海王星が、魚座の22度付近を行ったり来たりして、
私の出生図、海王星ー土星ー金星のTスクエアにハードアスペクトを形成しています。

ここ数ヶ月、得体の知れないモヤモヤが私自身を覆い、まさに霧の中にいるような
どっちへ向かえばいいのかわからない、言葉にならない複雑な心境にいました。

トランジット海王星が影響ある時期にあることはわかっていたので、
ホロスコープから、あーでもない、こーでもないと推測して出口への手がかりを探そうとしましたが、
しっくりと納得のいく示唆が見つからずにいました。

こういう時は、

ただ、そのままの感覚を味わい、
思考せず、体の感覚に意識を向けて、自分を感じる。

ひたすら感じるというのが、一番良いように思います。

このモヤモヤを纏いながら生活することは、なかなか気力も体力もいることなのですが、
感じきったり、味わい尽くしたころ、何か自分の中から出てくることがあります。
出てこないこともあるけれど、それすらも受け入れて感じてみます。

そんな日々を過ごしていたら、ふと、

・ネイルサロンに行きたい
・鉢植えのお花を育てたい

という気持ちが出てきたのです。不思議ですね。

 

実は、私、40代になるのですが、今までネイルサロンというところに行ったことがありませんでした。
爪を伸ばすことも苦手で、マニュキュアさえも爪が息苦しくて出来なかったのに、
何故だかネイルサロンに行ってみたいと思っている自分に出会ったのです。

鉢植えのお花を育てたいというもの、
子供達がうちにもお花が欲しいと言ったのがきっかけだったのですが、
今まで、家で花を育てることや飾ることをなんとなく避けていたのが、
ここにきて、花が家にあったら、素敵だなという気持ちが出てきたのです。

早速、ネイルサロンへ行き、綺麗な爪に整えていただき、ツルツルに光かわいい爪に気分も上がり、
ホームセンターで目に留まったガーベラの鉢植えとジョウロなど揃えました。

毎朝、ベランダでガーベラにお水をあげながら、
「どうして、花を見たりするのは好きなのに、今まで家で花を育てようとしなかったのか」
「やりたいと一度も思わなかったネイルをどうしてやりたいと思うようになったのか」
と問いかけ、よくよく感じてみたのです。

そしたら、

・花が枯れるのが怖い
・自分が花を枯らしてしまうことに対する罪悪感

すなわち、

・枯れていく自分を感じることが怖い
・枯れていく自分は、もう愛されないのではないかという不安

という感情があったことに気がつきました。

40代になり、明らかに疲れやすくなった体や、
目立ち始めた白髪や皮膚のしわに自覚している以上の不安やショックを抱えていたのだろう。

それと同時に、枯れゆくものを慈しむ心を持とうと思う気持ちの芽生えや、
枯れるからこその美しさ、本物の美しさを理解したいという心の動きが、
微細な感覚として現れていたのかも知れない。

 

トランジット海王星が、出生図に影響ある配置をとるときは、
どこか曖昧で、掴みどころのない感覚に陥ることがあると考えられています。

今回トランジット海王星が、中年の危機と言われるN海王星スクエアT海王星を含む、
私の特徴的な天体配置との接触を通して伝えていることは、
個人的な体験と一例に過ぎないですが、
「どんな自分でも慈しむように愛し、楽しむこと」なのだろうと感じています。

まことの花を育てる

ブログテーマである「老いること」に話を戻すと、
世阿弥の『風姿花伝』に出てくる言葉を思い出します。

「時分の花」と「まことの花」

時分の花:若い命が発するそのとき限りの魅力
まことの花:枯れても内側に咲き続ける決して散ることのない魅力

時分の花を誠の花と知る心が、真実の花になほ遠ざかる心なり。

誰の目にも留まる、若さという美しさを享受する時期はあるが、
本当の美しさとは、表面的な若さのことではないということを教えてくれる。

自分の中にある本質的な美しさ「まことの花」が芽を出し取り組み始めるのは、
老いを意識し始めた頃からなのではないでしょうか。

 

このブログを書くにあたってガーベラの花言葉を調べてみました。

「希望」「常に前進」

 

老いることとは、「まことの花」を育てるために、
希望を抱き、磨き続ける忍耐を持ち、常に前進していくことなのかも知れません。

 

『老いること』〜2021年4月ブログテーマ〜

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