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2023/03/05
我が道を行く…ために
こんにちは! 北海道(函館)支部&オンラインで、心理占星術コンサルテーションをしている夕雅です。
窓から差し込む春の陽を感じながら、
2-3月のブログテーマについて考えていた時、
ふと思い出したのは昨年の9月、
京都と奈良を旅行した時の出来事でした。
おみくじと二匹の龍が、自分らしく生きることについて
教えてくれました。
『自分らしく生きる:自分を知り、自分を活かす』=2023年2-3月のブログテーマ=
おみくじと龍
京都と奈良のお寺巡りの際には、
それぞれおみくじを一枚ずつ引いたのですが、
おみくじの最初に書かれてある内容がほぼ同じでした。
吉 (京都)と大吉 (奈良)だったのですが…。
その中の一つをご紹介します。
古く悪い慣習を改め
新しく適した姿で求めるなら
再生の喜びが運を招き
枯れ木に春が来て花開くようである
どちらのくじにも、今は冬や枯れ木であっても
改め努めれば春が来ると書かれていました。
大吉と吉のくじですが、そうなるためには
ミッションのクリアが不可欠です。
二枚目のくじを引いた後でお寺の大講堂を訪れると
天上には二匹の龍が大迫力で描かれていました。
天井から地上へ降りる龍 : 地上から天井へと昇る龍
「陰と陽」の世界に圧倒されながら、
しばらくその絵を見ていました。
そしてこの後、予想外の出来事が起きました。
大講堂から出て階段を下り、もう数段で終わるところで
階段から落ちました。
気がついたらもう落ちていて、
背中とお尻に激痛が走っていた状態でした。
それでも打撲程度で済み
最後まで予定通り旅行ができたのは幸いでした。
くじにも「旅は良し」とありましたし。
おそらく、ボーっと歩いていたために
階段を踏み外して落ちたのでしょうが、
滑ったことにも気づけない一瞬の出来事は
不思議でもありました。
反射が鈍くなった?!年のせいかもしれませんが(笑)
龍の絵について忘れないために、
この出来事が起こったようにも感じたのです。
陰と陽・調和
おみくじの文面と二匹の龍は関連しているように
思えます。
古く悪い慣習は自分らしく生きることを妨げる
ネガティブな感情や思い込みのパターンとするならば、
新しく適した姿は
今の自分にできる自分らしく生きること。
相対する感情は二極化を示す陰と陽を想起させます。
思い込みの感情に気づくのは難しいものです。
気づかないうちに囚われ、その世界に閉じ籠りがちで、
新しく適した姿で求めるのは、そう簡単ではないはず。
それでも模索しながら自分のやり方を見つけ出す。
感情に囚われてしまう自分に気づく努力を続ける。
誰しもが持つネガティブな感情は常に湧き出し、
知らぬ間に人を感情の波に追い込むのでしょうが、
その思いに気づくことで感情の波から距離を置くことも
できるはずです。
距離を置いて自分を見られるようになれば、
自分らしく生きる事に立ちふさがる、
もう一人の自分に気づく…。
私の場合のネガティブな感情は、些細な事が気になる事。
性格的にはおおざっぱなところがあるので、
このアンバランスが心配症を生み出すのです。
過ぎた事を心配してもしょうがない…と気づいたのはつい最近。
心配しすぎて待ったをかける自分が常にいました。
ちゃんとしている自分を表現したい思いが強かったからです。
でもその思いが強すぎると、自分らしく生きることからも遠ざかります。
おおざっぱでちゃんとできない自分がいる。
些細なことが気になる自分もいる。
それを受け入れて、ようやく本来の自分らしさに
立ち返るのでしょう。
そのすべてが自分であり、受け入れ、認めることで
自分らしく生きることが始まる。
あのおみくじにある、新しく適した姿とは
すべての自分を受け入れ、認められる自分である、ということ。
そして、二匹の龍が示す陰と陽は、物事に存在する二極性が
循環し調和していくエネルギーを表しているようです。
同じものとして受け入れ、認める動きは、調和をもたらします。
私にとって、9月はちょうど空の土星がアセンダント軸(自我に関係)に
接触していた頃です。
現実でも人生の転換期としていろいろなことが起こっていました。
自分らしく生きること、陰と陽のバランスを求めることについて、
本気で向き合う必要性を体を通して(転倒)教えてくれたのでしょうか。
痛い思いをしなければ、解らないと思われたようですが(笑)
それもまた旅の思い出です。
天道を信ずべし
この、「天道を信ずべし」もおみくじにあった言葉です。
天道という言葉の中には神の絶対的意志が含まれているようですが、
お天道様と言われるように、『太陽の道』から、
その人自身のエネルギーが輝ける道として天道があるのではないか…と。
占星術に携わる身としては、どうしてもそう考えたくなります。
自分の太陽エネルギーが輝き続ける道となるような人生を。
それは、ひたすら自分らしくあり続けること。
そのためには自分を深く知り、受け入れ、認めること。
自分らしくあり続けるために自分を信じること。
そうして歩みを進めながら、また新たな道を創っていく。
天道を信ずべし
この言葉にはそんな意味が込められているように、私は感じました。
⇒ 個室の写真など、北海道支部の情報はこちらでご覧ください。
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