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2018/11/30

自分にとっての価値あるものに集中するしあわせ

こんばんは、天音です。

 

11月のお題「価値観の変化に対して感じること」。

価値観…自分でも無意識に使っている言葉だけれど、価値に対する考え方(観)、

あらためて、価値ってなんだろう?と、“コトバンク”をながめてみました。

https://kotobank.jp/word/%E4%BE%A1%E5%80%A4-45051

 

“われわれが生活していくうえでの必要や欲望を満たし、われわれに満足を与えるものは、いずれも価値あるものとされるが、その代表は商品であり、その場合の価値は経済的価値である。だが、こうした経済的価値とは別に、さまざまな価値がある。”(日本大百科全書より)

欲望・欲求を満たすのは、経済的な分野だけにかぎらず、“道徳的,芸術的,宗教的,社会的欲求をふくむあらゆる分野” (世界大百科事典より)です。

 

私たちの欲する衝動を満たし、そして満足感をもたらし、私たちの心や体を満たしてくれるものに対して、私たちは価値を感じるのですね。

占星術の惑星でいえば、まさに金星が司る象意です。

 

 

ここ数年、連続して経過や進行で、個人天体に対する土星&トランスサタニアンのアスペクトを

受け続けてきているのですが、そのなかには金星も含まれています。

 

そして、自分でもびっくりするぐらい、急激に価値観が変わってしまいました。

以前、ワクワクと心惹かれていたこと、うわぁ~楽しいと感じていたことに対して、

なぜ、そう感じていたのだろうか?と首をかしげたくなるぐらい。

 

ただ、それは、自分が価値を感じるものが、絞り込まれて(純化されて)いって、

シンプルに穏やかに、それに向き合っていきたい気持ちが強くなってきているということ。

以前と違うしあわせの実感がそこにある気がします。

 

 

実は、最近、気になっているテレビ番組が「ポツンと一軒家」。

人里離れた一軒家に暮らす人を訪れて、その人がどのような暮らしをしているのか、

なぜここで暮らしているのか、どんな人生を歩んできたのか…といった

ヒューマンドキュメント仕立てのバラエティ番組です。

 

昔はほかにも家があったのだけど…といった限界集落の果ての一軒家もあれば、

先祖代々の立派な家を守り続けている人もいて、

さらには、都会から移住してきた人、趣味が高じてすごい趣味の家を建てた人…

 

テレビでうつさない部分でイロイロ大変なこともあると思いますし、

画面に映し出されている暮らしぶりをみても、

(山の中の)不便な暮らしを維持していくのは、正直言って大変そう。

 

でも、登場する人はみな、いい顔をしているのですよね。

 

それは、自分が価値を感じるものに集中できるしあわせ、なのかな…なんて思います。

 

これまで登場した何人かは、山の上の家から見渡せる景色をみるのが、

好きだ、しあわせだ、という話をしていました。

 

けっしておおげさなものではなく、けれども自分にとって何物にも代えがたいものを

守り続けるために、他の大変さや不便さなど気にならない(苦にならない)のでしょう。

 

 

これは、田舎暮らしやシンプルに生きることを勧めているわけではないです。

自分が価値を感じるもの、そして、それは他の誰とも違っても、

本当に自分がそこに価値を感じるものにたいして、エネルギーを注ぐのは、

とても満たされ、しあわせを感じる時間。

 

価値観の変化とは、自分の価値観がそれだけはっきりしてくる過程なのかなと思います。

そして価値観が変化すると、ライフスタイル、ときには人生の行路も変化します。

それらのプロセスも、そして自分にとっての価値あるものや時間についても、

ホロスコープに豊かなヒントが示されています。

 

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