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2020/12/05

真実はどこに? 旧暦10月神無月の満月

こんにちは!
第三の眼・代々木&オンラインのぐらはです。

早くも2020年も12月に入り、年の瀬となりました。

占星術の1年は春分(牡羊座)から次の春分が区切りです。
春分、夏至、秋分、冬至の「起承転結」の節目では、
現在は「結」にあたる、12月21日の冬至へと向かっています。

冬至へ向かう現在、
もっとも日が短い「極陰」の時にいます。

 

内面のエネルギーが強くなっていることに気がついてください。
外の世界がどれだけ深い闇に包まれていても、精神は自由に飛翔します。

また同時に現実性を失って、
虚(うそ)と真実が混濁するなかで迷子になっていないか注意してください。

華やかなイルミネーションもただの目くらましにすぎず、
虚飾の世界と知るならば、内面にこそ光を見る時です。

やがて真実の光がさしてきますから、
あとは信じる気持ちひとつです!

 

「冬至」が来たら「一陽来復」
同時に歴史的なグレートコンジャンクションという大きな山場を向かえます。

光の勢力がだんだんと強くなって、
陰陽中和のポイントである「春分」へと向かいます。

 

遅れましたが、今回の満月の意味と、
これからの流れについて確認しましょう。

 

11月30日満月を迎えました。
旧暦10月16日。水無月の満月です。

今回は半影月食でした。太陽はノードに接近中です。
よって次の新月12月15日は日蝕(皆既日食)になります。

世界の動向が再び大きなうねりをもって変化するでしょう。
その前章となる満月です。

 

月は双子座9度、太陽は射手座です。

蠍座の新月でスタートした今回は、
表面では見えない裏でうごめく人脈や真相の究明に焦点がありました。

双子座と射手座の満月は、
これまで隠されてきた情報が公開されたことを示します。

今、真実が語られているでしょうか?
それとも誰かが嘘をついているでしょうか?

 

双子座は、人の会話や文章などの情報であり「元ネタ」です。
またマスコミやSNSなどあらゆる発信や通信手段に関連します。

射手座は、情報を公式に開示することに関連し、
それによって巻き起こる議論や波紋など社会的影響を示します。

また双子座がローカル情報ならば、射手座は海外情報です。

 

この満月を皮きりに情報戦線が表面化しました。

情報の真偽に対する議論が巻き起こっています。
真実を知らなければ、本当の改革は始まらないのです。

 

山羊座の時代が終わろうとしています。
現社会システムの破壊と再生のプロセスはいよいよ大詰めに入りました。

冥王星(破壊と再生)が山羊座を出るのは2023年の春分の後です。
逆行によって再び山羊座に戻りますが
翌年2024年の秋には完全に水瓶座へと入ります。

そして木星(発展と改善)、土星(権威と秩序)は、
間もなく山羊座を出ようとしています。

社会の問題をどれだけあぶり出し、どれだけ改善できたでしょうか?
何が破壊されたのかを示したにすぎないでしょうか?

この2天体は冬至を迎えると水瓶座でグレートコンジャンクションします。
この重要なエポックをどのように迎えるのでしょうか?

 

太陽は射手座を運行中です。
冬至までは、支配星である山羊座の木星が主導で動くでしょう。

今、世界中が注視しているのは大統領選挙の公式の発表です。
アメリカの各州で投票集計についての公聴会や訴訟が始まりました。

情報が公開されれば、各国がさまざまな対応や表明をせざるを得ません。
今後、国際情勢がダイナミックに変化していくでしょう。

この満月は、公開された情報によって、これまでの常識が覆り、
世界のあらゆる構造が変わってしまう歴史的な大波乱への序章です。

 

真実を問う、真実を語る時が来ました。

水星は山羊座の大物天体たちと協調的なアスペクトを形成しています。
これまで調査・収集してきた情報を公的な場や機関にアップします。
真偽をつきとめる執念と、卓越した能力を備えた専門家による貴重な情報です。
これを邪魔するものはありません。

 

海外情報に注意を向けて、
国際社会で何が起きているのかを知って視野を拡大しましょう。

地球に何が起きているのかを知りましょう。
やがてもっと大きなことに人類は直面することになるでしょう。

 

また、あなたが知りえた情報、秘密にしてきたこと、
場合によっては、告発や自白など「実は…」の情報を開示しましょう。
今明らかにしないと、先延ばしにすればするほど、
立場は悪化するかもしれません。

またこの先、混乱が予想されます。
同志との連携や情報の共有、アポや予約、
書類や案件の整理など、事務的な処理を進めておきましょう。

重要だと思う情報は、
大切な人や周囲の仲間と共有してください。

 

あなたが発する言葉や
情報について真摯に向き合ってください。

ことばや情報が世界を左右させます。

 

ヘリオセントリックでは、
地球は双子座を運行中です。

満月の位置は、太陽系での地球の軌道を教えてくれます。

宇宙視点で、地球を見つめてみると…。

 

地球人の知的レベルはいかほどでしょう?
どんなことに興味を持っているでしょう。
どんな教育方針で、どんな社会を創ろとしているのでしょう。

何かゲームに熱中している若者がたくさんいるようだ。
リモートやSNSでコミュニケーションし、そこでひどく感情を傷つけあったり、
彼らの行動はなにか拘束されているようで、とても不自由そうに見える…。

地球と月のサビアンシンボルは、
双子座9度「矢で満たされた矢筒」

矢筒には飛び道具である、たくさんの矢が装備されています。
それは的にしっかりと刺さる言葉や情報です。

現代において、情報・言葉は最大の武器です。

 

双子座は、実用的な学力によって説得力を持ちます。
それはタイプする手先の器用さによる処理速度から、
データや情報を扱う能力、適格な言語能力であったりです。

しかし双子座の知性は、社会のルールや教育方針ありきです。
数値やデータといった基準があることで評価もまた決まります。
だからこそ、優劣や競争があるわけです。

知力は競争によって発達し、ライバルに勝つための実力を備えていくのです。

しかしルールを正しく理解しないと、
その矢は的外れになってしまうでしょう。

的確に戦うためには、ゲームのルールを知ることが必要なのです。

 

ヘリオチャートでは、地球は木星と土星はトラインです。
新しい秩序や倫理をガイドに、情報や教育、
コミュニケーションのあり方を正していくことを示すアスペクトです。

太陽系では地球が蟹座に入る「冬至」まで
双子座を進みます。

 

射手座9度のサビアンシンボルは
「階段で子供たちを連れている母親」

母親の保護のもとで子供たちは階段を昇っています。
子供の可能性を信じる母親です。
人の道に反れないようにといったまなざしでもあります。

階段とは、先人によって築かれた知恵の土台、アカデメイアの階段なのです。
人類にとって有益な知的情報が体系化され、哲学や法律、
倫理や道徳といった英知へと高められていくのです。

 

12月2日、水星は射手座に入ります。
言うべきことは言う。勇気をもって声をあげる人が増えるでしょう。
調査された情報は公開情報、公文書、法的なレベルに取り扱われ、
多くの疑惑が表に出され議論や物議となるでしょう。

 

12月7日、大雪。太陽は射手座の16度を通過します。
今ちまたでは何が起きているのか、多くの人が何を望んでるのかを知らなければ、
あなたが描く理想も希望も、ただの絵空事です。
権威や理想主義はくじかれるでしょう。具体的な手段を考えましょう。

また戦いを観戦するにも、公的な場で戦う場合でも、
ルールやその攻略の方法を知る必要があります。

興味のあることについて、突っ込んで調べてみたり、
ことの仕組み、特に歴史について学ぶことで、
今起きていることを臨場感をもって見ることができるでしょう!

 

KOYOMO*旧暦神無月・初冬の満月~次新月

11月
30日(月) ○満月 旧暦10月16日
12月
02日(水) 水星, 射手座に入る
03日(木) 土星とパラス, 合
06日(日) 小惑星探査機「はやぶさ2」帰還(予定)/金星と海王星, トライン
07日(月) 大雪 射手座16度
08日(火) 下弦 乙女座の月
10日(木) 太陽と海王星, スクエア
11日(金) 太陽と火星, トライン
13日(日) 水星と海王星, スクエア
15日(火) ●皆既日蝕 旧暦11月1日霜月/火星と水星, トライン

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