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2023/05/31

どん底で、土星を学ぶことから始まりました

こんにちは! 北海道(函館)支部&オンラインで、心理占星術コンサルテーションをしている夕雅です。

現在、心理占星術師として活動していますが、
ここに至るまでの経緯を振り返ってみると、
占星術と出会う前に経験していた
自分と向き合う時間がとても重要だったように思います。

この経験は人生の転機をつくりだす力をくれました。

 

<ブログテーマ『なぜ、どのように、占星術やタロットのプロになったのか』>

 

責任とプレッシャー

子供の学校でPTA活動をやっていたのですが、
高学年ともなると親の方もPTAで責任ある立場に変わっていきます。

私の場合も、もれなくそうなり言われたことをする立場から
周りを導いていく立場になった年は、
プレッシャーの毎日でアップアップ状態でした。

土星のどん底体験

そんな中、夏には
突然ものがぶつかってきて顔を怪我したり、
交通事故に遭ったりと災難に見舞われました。
幸い、交通事故は車の速度がゆっくりだったので
怪我はなかったのですが…。

この年の夏を調べると、
空の天王星と冥王星は私の出生図の土星に接触し始めていました。
突発的(天王星)な災難(冥王星、土星)というのも納得の配置です。

そして秋には、いろいろ人間関係での悩みも増え、
一年程、試練のような日が続きます。
この間も、天王星と冥王星は出生図の土星と接触中です。

また、この年の秋、空にある土星は出生図のMCと180度で接触します。
ホロスコープの一番下、まさにどん底の位置です。

事故や怪我は夏以来ありませんが、
プレッシャーや悩みは以前として尽きず、
解決策をもらおうと自己啓発本に奮起しては落ち込みながら、
本をたくさん読むようになったのが、この年の秋の事です。

私の土星は学問に関するハウスにあるため、
自ずと知識を取り入れたくなるのでしょうか。

どん底に土星があったこの当時、
占星術の知識はまったくなかったのですが、
この「どん底状態」は肌で感じていました。
そして、
今がどん底なら、もう上がるしかない…とも。

冬には、空にある土星が出生図のアセンダント(自己)軸に接触。
現実でも、精神的プレッシャーの中、自分をもっと深く知りたい
という気持ちが高まった時期でした。

占星術の観点で捉えると、
この年は土星が強く関わってきていると言えるでしょう。
事実、土星的な力を自分で使う事(導き)がテーマの年であり、
精神的にきつかったのも土星的な抑圧を感じていたからでしょう。

この辺りはソーラーアークでも重要な時期表示(多重セミスクエア)がありました。
人生の方向性が変わる時期です。

おそらく、この方向性についても土星が鍵となるのでしょう。
抑圧されている心の状態と葛藤しながら、
『これからの自分について考える』テーマへと入るのでしょう。

今となってはこう読み取れますが、
当時の私にはそんなことが分かるはずもありませんでした。

 

 

導きの力と火星の力

この時期、自分を知るために、色々深堀していくと、
自分の行動力が悩みに深く関係しているのではないかと思い始めます。
いざという時ほど思うようにならない自分に対する苛立ちを
感じていたからです。

現実を動かす力は火星が関係します。
この年は、指導力(土星)の使い方が重要でしたが、
同時に、自分自身を動かす力(火星)にも不甲斐なさを感じていました。

実際、秋から冬にかけ、空の火星は出生図の自己や自己価値、
コミュニケーションのハウスに進みながら私に挑んでいました。
今回、調べて分かったのですが、自分のことながら興味深いです。

以前、心理学の本で読んだのですが、
溜めこまれたエネルギーは自分自身を攻撃することが
あるようなのです。
身体の不調や病気の発症、事故に遭遇する事にも関係し、
事故に巻き込ませることで自分自身を罰しているそうです。

溜め込まれたエネルギーを火星と捉えると、
私自身に起きた事故や怪我もここにあるのでしょうか。

溜め込まれたエネルギーは抑圧をきっかけに自分へと
向かったのでしょうか?

また「もう自分を傷つけるのではなく、自分のために使って!」
という愛のムチなのでしょうか?

私の出生図の火星は土星と同じく、学問のハウスに関係し、
探究や心理学にも関係する蠍のサインにあります。

知識を取り入れて心の状態を探ることは、
今後のありかたにもつながる重要なテーマとなりそうです。
そして、この知的探求は、占星術との出会いで更に刺激を受けていきます。

 

占星術の年、転機の年

占星術との出会いはそれから一年後。
プレッシャーをどうにかはねのけ、
自分なりのやり方で導き成果が得られた頃です。

今を生きる人間の心理に重点を置き、
幾つになっても人は成長することができると説く、
ノエル・ティル先生の心理占星術は、
あの辛い中に私が探し求めていたものでした。

星の配置から考えられる、心理分析や成長過程の探索は
私の探求心に火をつけます。

いくつになっても情熱を注げるということを体験し、
考え方も変わっていったように思います。
こうして、火星の力を自分の為に使っていくようになります。

占星術師として活動するのは
天王星(占星術に関係)がMC (仕事に関係)と接触したソーラーアークの年。
占星術と出会って3年目です。

占い師として活動されてた方からお互いを占ってみましょうとの提案が。
こうしてお互いをセッションしたのですが、
その際、定期的に参加されていたイベントの話が出て誘われたのです。

私の月は11ハウスにありますが、
このハウスは友人やグループが関係するハウス
であり、
友人を通じて仕事を得たり、仕事でも友人関係が重要になったりします。

まさに、そんな出来事から占星術師の活動が始まっていきます。
そもそも、占星術との出会いも友人によるものでしたし、
セッション依頼も友人や、友人からの紹介が多かったですね。

優しい友人たちに感謝!感謝です!

 

 

星のエネルギーをいただきました!

占星術によるイベントの初出店は、かなりの勇気と決断力が必要でした。
それまでの私ならお断りしていたでしょう。悩みましたが、
この機を逃したくないという気持ちが最後に勝ちました。

以前から私を知っている友人たちは、この転身ぶりに皆、驚きました。
天王星は物事を劇的に変化させる事に関係します。

両親もびっくりです。

でも私の行動から
「勇気をもらえたよ。私も何か始めたい!」と言ってくれる
友人もいましたし、家族も応援してくれました。

天王星が刺激的なこの時期は、
流れに乗るよう促され、力も頂いていたのでしょう。
数少ないチャンスを逃す手はない!のですよと。

最初の一歩が踏み出せると、次の一歩は前より出しやすくなります。
占星術師としての活動とほぼ同時に歌も習い始め、
私の行動範囲は更に広がりました。
人生を動かしていることを実感し、
火星を自己表現に使う楽しさを感じ始めた転機の年でした。

人生を動かしたい時には

心理占星術によるコンサルテーションでは
ご相談者が直面するお悩みに対し、
出生図から感じられる心理的状況とご本人との話をつき合わせながら、
現実をどう動かしていけば良いか、一緒に探ります。

もしかしたら、近いうちに重要な変化の年が訪れるかもしれません。

その時期を知り、準備を整え迎えられたなら、
たとえ厳しい時期であっても対処できると思うのです。

また、そういう時ほど自分を変化させるチャンスです!
土星が関係する時期は抑圧を感じやすいものですが、
その経験の中でしか得られない気づきもあるでしょう。

何となく心境の変化を感じ始めているあなた、
もうまもなく、人生の転機が訪れるかもしれません。

心理占星術のコンサルテーションで具体的に探り、
現実を動かす力を体験しませんか?

 

 

 

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