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2023/09/30

真の勇者がめざめる瞬間

こんにちは、心理占星家、タロットリーダーの 今田ちえ です。
オンライン、宮崎支部での対面セッションを担当しています。

さいきん合気道にはまっているという友人から、
戦わずして勝つ方法、というのかな、
そのような話を聞いて、「真の勇者とは?」と思いめぐらしました。

合気道の達人は、触れずに相手を倒すことができる

合気道の達人は、殺気だって襲ってきた相手でも、触れずに倒すことができるそう。
そうやって倒された当人は、攻撃的な気持ちがなくなりなぜか笑ってしまうのだとか。

うわぁカッコいいな、と思います。

そうなるにはどうしたらいいの?

まず大切なのは心身統一した自然な姿勢、呼吸。
常に体の中心軸を意識し、バランスのとれた姿勢を保つこと。
丹田に意識を集中して想念・感情をしずめること。

姿勢と呼吸を整えると、心も整っていくんですね。

(ちなみに、正しい姿勢と習ってきた「気をつけ」は
実は、体に負担がかかり不安定なのですね。)

 

 

戦わずして勝つには、自分の内がわを調和させる

さて、そんな「戦わずして勝つ=争わずに状況を改善する方法」の、
極意は「自分の内がわを調和させること」ととらえると、

外にむけていた怒りやコントロールを、自分の内がわの気づきに向けられたとき、
自分のなかの真の勇者が目覚めるのではないかな、と私は思っています。

これは怒らない、って意味ではないんです。
危険を感じたとき、とっさに戦う、あるいは逃げる、のは大事なことですよね。

むしろ、尊厳を犯されたと感じた場面で、
怒りを抑圧して、自分を守ることができなかったとき、

悲しみとともに怒りのエネルギーが内がわでくすぶりつづけ、
ちょっとしたことで苛立ちやすくなったり、
自分を否定的に攻撃して無気力になったりしてしまいます。

怒りを感じる場面があったとき、自分を守る必要な対処をしたあと、
感情をそのままにノートに書きなぐるなど、発散させたあとに、

「何が私に怒りを感じさせたのだろうか。」
「私が侵害されたと感じたのは何だろうか。」
「私が大切にしたいものは何だろう。」
「そのために、私が今できることは何だろう。」

と問いかけて、ゆったりと感じる時間をもつといいですよ。
そして、今できることでいいので、行動にうつしてくださいね。

 

 

真の勇者が目覚める瞬間とは

悲しく苛立つような出来事がくりかえしおこるときには、
自分でも気がついていないけれど、
たいてい、心の奥底で、自分の素直な欲求を否定する考えをもっているんです。
ガマンをしている。

もし、私には怒りなんてない、と思っていても、
まわりに攻撃的な人やマウントする人がいるならば、
感じないように抑圧しているのだと思います。

すこやかに怒る力をとりもどし、
怒りを感じたら、その奥にある望みに気づいて、
その本当の部分を実現させるための行動をしていけた瞬間が、
内なる勇者の目覚めだと思います。

そうなると「自分の内がわを調和させること」ができていて、

苛立ちやフラストレーションにふりまわされることが
なくなっていくんですよね。

ガマンをするクセがあることが、悪いわけではないですよ。
そういう社会のあり方がふつうになっていると思います。
だからこそ気づかないと、それが当たり前になりますね。

これまでがんばってきた自分をねぎらい感謝して、
でてくる感情はあるがままに受けとめる。

自分の弱さや痛みによりそえるから、
真の勇気もうまれるのでしょう。

**

自分では気づきにくい本当の望みをほりおこし、
真の勇者を目覚めさせるには、

心理占星術セッション、
タロット・リーディング、
インナートーク・セッション

でもお手伝いできます。
どうぞご活用くださいね。

 

「あなたの内側の勇者」 ~2023年9月のブログテーマ~

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