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2021/08/14

「願いごと」は銀河へ 旧暦7月初秋

こんにちは!
第三の眼代々木店&オンラインのぐらはです。

お盆休みに入りましたが、あいにく全国、雨模様です。
私が知る限り、お盆休みの雨天は滅多になかったように思います。
コロナ禍で帰省もできず、異例のお盆休みになりました。

8月14日は、旧暦の七夕です。

仙台の七夕祭りは有名ですが、旧暦に合わせて開催していますね。
(今年は8月6日~8日に規模を縮小して開催)

私も子供のころ見て、巨大でカラフルな飾りにびっくりした記憶があります。
そう、夏休み田舎ですごしたときの思い出です。

 

西暦と和暦、「残念な行事」のひとつ七夕

私は通常のカレンダーと旧暦と
両方を採用して生活しています。

日本のカレンダーは、西暦グレゴリオ暦です。
旧暦は、和暦月の満ち欠けのサイクルがベースです。

西暦に改暦されたのは明治6年です。
日本人は、それ以前はずっと月の満ち欠けを基準に生活していました。

一日は新月で、
十五日目(十六日のときも)は十五夜で満月です。

日にちで月のかたちがわかるから、とってもわかりやすいし、
月の満ち欠けは、生命サイクルそのものです。

それに対して、グレゴリオ暦は月のサイクルとは無関係です。
改暦によって、恐らくの人々の生活は相当に混乱したでしょうし、
日本人の季節性を奪ってしまったように思えます。

 

毎年ながら、「残念な行事」になってしまっているものが
数々あります。その一つが、七夕です。

8月14日は、旧暦7月7日
7月7日は、旧暦5月28日でした。

1か月以上のズレがありますね。

旧暦5月は夏にあたり、雨が多い梅雨の月です。
今のカレンダーでは、七夕はいつも雨。
星を見ること、織姫星(こと座ベガ)や彦星(アルタイル)を見ることなんて叶いません。

 

旧暦7月は秋、初秋です。
本来、七夕「星まつり」は秋の行事なのです。
新月から7日目。半月の時です。
星空を楽しむときですよ。というわけです。

 

旧暦では季節の区切りが明確です。

春は、1月、2月、3月
夏は、4月、5月、6月
秋は、7月、8月、9月
冬は、10月、11月、12月

年賀状に「初春」と書くのは、1月が春だからですね。

 

「夢に突き動かされる力」マジックナンバー7

七夕は「笹の節句」です。

五節句は、ぞろ目の数玉、数秘によるお祓い日です。
邪気を祓い、無病息災を願う行事です。

「7」には「夢を叶える」「願いごと」をするなど。
夢に突き動かされる力を示すのが「7」です。

どうしても叶えたい夢を持っている人は
ハーモニック7が強い人です。

七夕飾りは、五色の短冊をふくめて「七つ飾り」があり、
その色とりどりの意匠は、叶えたい夢を、星に届けるため表現ですね。
極彩色の飾りをみると、まさに色彩とが織りなす呪術です。

秋は「竹の春」と言います。
春の筍が、夏の雨季にメキメキと成長して、
秋にはサラサラと笹の葉をゆらすのですね。

文月(ふみづき)旧暦7月の過ごし方

「文月(ふみづき)」は書道の上達を祈って、短冊に歌や願い事などを書く、
七夕の行事にちなんだ呼び方だといわれているようです。

ことばの由来には諸説ありますが、
そのひとつは、文芸に関係しているようです。

別名の「文被月(ふみひろげづき)」は
「文を広げて晒す月」、書物をひらいて虫干しするという意味です。
書物を大切にする習慣を語っています。

 

あいにくの雨で星空を見ることは叶いませんが、
7の霊力を活用して、銀河へ向けて「願いごと」を飛ばしましょう。

そして今月は文月にあやかって、書物を大切にするのも良し、
夢や願いを書き記したり、詩を書いたり、歌をよんだり、
彼方の星に向けて、いつもとは違う、
スケールアップした表現を試みてはと思います。

そしてぜひ、日記でも詩でも、過去に書いたもの引っ張り出して、
開いてお日さまに当ててください。

獅子座の新月ですから、自己表現を磨くときでもあります。

これまでご縁のあったクライアントさんのほとんどが、
実現したい夢や活動の種を大切に持っています。
今はそのために、現実の仕事なりに従事していても、
本音の領域では、とても創造的なアイデアに富んでいます。

それに触れられることは、こちらもうれしく楽しく
応援したい気持ちでいっぱいになります。

 

今月はその活動を切り替える時を迎えました。
ここでご自身の「夢」を銀河に宣言してください。

まだ種だったら、種まきの時です。
この秋にまいて、冬を越して春に開花というプランです。

 

KOYOMI*2021年度の旧暦の五節句

02月18日 旧暦1月7日 人日・七草
04月14日 旧暦3月3日 上巳・ひな祭り・桃の節句
06月14日 旧暦5月5日 端午・菖蒲の節句
08月14日 旧暦7月7日 七夕・笹の節句
10月14日 旧暦9月9日 重陽・菊の節句

 

KOYOMI*旧暦7月・文月・初秋~満月迄

8月08日 ●旧暦7月1日 獅子座の新月
8月10日 海王星と金星, オポジション
8月11日 木星と水星, オポジション
8月13日 水星乙女座入/金星と冥王星, トライン
8月14日 旧暦七夕 旧暦7月7日
8月16日 上弦
8月16日 金星天秤座入
8月19日 火星と水星, コンジャンクション
8月20日 太陽と木星, オポジション/水星と天王星, トライン
8月22日 火星と天王星, トライン
8月22日 ○満月 旧暦7月15日 盂蘭盆会
8月23日 処暑 太陽乙女座へ

 

*予約の方に、2021年度版の暦ダイジェストをお渡ししています。
*ぜひ、お気軽にお問合せご連絡ください。

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