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2018/10/03

分岐点でした

代々木店の占星術師 Grahaです。

9月のブログテーマ
なぜ、どのように、占星術やタロットのプロになったのか

サビアンシンボルで占いに関係するシンボルはいくつかありますが、
乙女座18度の「ウィジャ盤」がそうです。

「ウィジャ盤」は西洋のコックリさんです。

 

この度数は私にとって、
分岐点となったシンボルです。

 

趣味として個人的な興味で続けてきた占星術を、
本格的に学びたいと思い、師を求めた時がありました。
まだプロになりたいと思ったわけではありません。

この時
進行の太陽がこの「ウィジャ盤」で、
土星と木星が正確にヨッド(YOD)を作っていました。

これを発見したときには、「はめられた~!」
と心の中で叫びました。

でも、これは正しくないですね。
おそらくですが、自らの人生は自分でセッティングしてきているはずですから、。

そしてヨッド(YOD)の意味も理解することになるわけです。

結果この時が、趣味、アマチュアから、
道を分けたことになりました。

 

重要なのは、この「ウィジャ盤」の意味と、
乙女座の16度から18度に至るステップです。

 

どのサインの真ん中のは、脆弱な性質を持ちます。
脆弱って、あまりよいイメージの言葉ではないですね。
柔軟さがあるってことですね。

弓のようにしなった棒は、さらに曲げると真中で折れます。
3分の2のところで折れたりなどしません。
その物理的原理に同じく、外からの影響を受けて「しなる」ところなんですね。

折れてしまえば、挫折です。
このポイントには多くのことを受けとめる力があるということです。

 

何かに遭遇すること、対峙するといった
リアルな体験が起きやすいのです。

乙女座の真ん中の16度のシンボルは「オラウータン」です。

キレイに整頓されたシンプルな清潔な室内に、
とつぜん野性の獣があらわれショックを受けるのです。

そうですこれは、心理学でいう「シャドウ」
代表するシンボルです。

自分が排除してきた無意識との遭遇です。

 

そう、私は私の人生上、
見たくないものを見てしまったのです。
そして、その見たくないものを、
「見たくない」と言えなかった。

知らず知らずに排除していた別の自分、
無意識へと押し込んでしまっていた自分がいたのです。

 

乙女座17度は、「噴火している火山」

そして噴火しました。
逆ギレして壊れました。

自分がこだわっていた価値観、外面にあった
もろもろの鎧、殻がその一瞬で崩壊しました。

「挫折」というより、「自爆」です。
その破壊力は自分の中から来たものです。

 

そこから立ち直るのに時間を要しました。
あまり人に相談するたちではなかったのですが、
身近な友人や知人に打ち明け、返ってくる言葉に耳を傾けました。

「人間失格」。
私は良い人間ではない、
良い人間にはなれない。

 

乙女座は、個人育成サインですから自分しか見ていません。
客観性をまだ持ち合わせていないのです。

乙女座的に、人としてどうあるべきかの価値感は
世間の空気中に漂う暗黙の呪縛のようなものからきていて、
それを責め苦のようにして自ら引き受けてしまうのです。

と、今は通過してきた道だからわかります。

 

自爆して崩壊したあと、蓋が空きました。

空いてしまった蓋から
自分の内面の奥深くへと入っていく。

自分の問題を解決したいと思いました。
その時に私の手元にあったものが占星術だったのです。

そのときから自分の深い所にある動機と
つながり始めたと言えるでしょう。

 

私は私以外にはなれない。
そして、開き直り。

占星術というガイドとともに、
無意識、精神世界への学びの道に入っていったのです。

 

乙女座19度の「水泳競技」

あとは、どんどんハマっていったというわけです。

このステップを経て、
私が向き合う世界観は一変しました。

 

「なぜどのように占星術のプロになったのか」

私にとってはアマからプロへの道を分けた、きっかけとなったのは、
私自身の精神的危機を解決することでした。
結局再び私は、占星術によって救われていたのでした。

 

つい説明的になってしまう、新月・満月リーディングですが、
今回この度数で新月があったこともあり、
この意味について、再び嚙みしめています。

新月リーディング 2018年9月10日

満月リーディング 2018年9月25日

 

 

『なぜ、どのように、占星術やタロットのプロになったのか』 ~2018年9月のブログテーマ~

 

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