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2018/11/15

ヒノキと着物

こんにちは、キタミチ テルです。

 

今はだれも住んでいない父の実家に、ヒノキが数本植えられています。

 

私がおそらく小学生のころ、父が植えたヒノキ

「おまえの子どもや孫が家を建てる時、使ったらいい」

そんな夢みたいな話をして枝を打つ父を、頼もしく見上げたことを覚えています。

 

でも、残念ながら、あのヒノキが使われることはないでしょう。

娘の私は東京に出て、たったひとりの孫も、家を欲しがるタイプではなさそうです。

 

 

知り合いの女性は、二十歳そこそこで嫁ぐ時、親に箪笥いっぱいの着物を持たせてもらいました。

 

高校を出てすぐに就職した彼女は、勉強が好きで

「着物の代わりに、大学に行かせてほしかった」と、今でも思うそうです。

価値観の変わらない昔であれば、『親の善意』は今よりもずっと有効だったことでしょう。

 

しかし、時代が変わり価値観が変われば、親の用意も『無用の長物』、子どもの可能性を摘む妨げにさえなりかねません。

 

 

子どもたちは、親の世代が見ることのない未来を生きる存在です。

 

私も娘に対して、ついつい口を出したくなるのですが

「この人の生きる時代の価値観を、私は知らない」と肝に銘じて、(なんとか!)思いとどまっています。

 

占星家・タロティスト

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